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ある少女にまつわる殺人の告白 - 佐藤青南 - 読了

  24, 2019 12:41

ある少女にまつわる殺人の告白 - 佐藤青南 - 読了


長崎県南児童相談所の所長が語る、ある少女をめぐる忌まわしい事件。10年前にいったい何が起きたのか―。小学校教師や小児科医、家族らの証言が当時の状況を明らかにしていく。さらに、その裏に隠されたショッキングな真実も浮かび上がる。関係者に話を聞いて回る男の正体が明らかになるとき、哀しくも恐ろしいラストが待ち受ける。


長崎県南児童相談所の所長である隈部へのインタビューから幕を開ける。

冒頭で示唆されるのはこの物語が10年前に起きた、ある忌まわしい事件、当時10歳の長峰亜紀という少女への児童虐待事件の深層を探るものである、という点だ。

亜紀の担任だった女性教師や当時の同級生、保健所の保健師や一時保護所の所長、亜紀の母親が勤めていたパート先の店長や同僚だったキャバレーのホステスなど関係者のインタビューが隈部のインタビューと交互に展開し、児童虐待を徐々に明らかにしていく。

インタビュー形式のモノローグで進んでいく物語に先が気になりグイグイと引き込まれました。

読んでいて児童虐待に対する法律第9条というものがあるということを初めて知りました。

児童虐待に対する強制調査
同法第9条において、都道府県知事は、出頭を求め、また必要に応じて自宅へ立ち入り調査を行うことが出来ると定める。保護者がこれらを拒否する場合、裁判所の許可状(令状)を得て、臨検・捜索(強制捜査)を行うことが出来るとされている。


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